莢果堂通信



#15 夏の終わりに(2001.09.10)

 9月に入り、朝晩はかなりしのぎやすくなってきましたね。とはいえ、日中の陽射しなんかは、まだまだ厳しいものがありますが。
 今日、自宅近くの銀杏の木に、ギンナンがすずなりになっているのを見つけました。ギンナンはおいしくて好きですが、あの匂いにはちょっと閉口してしまいます。皮をむくのも、また大変で。

 夏の終わりには、いつも、なんだかものさびしい気分になります。できなかったことや、やり遂げられなかったことばかりが頭に浮かんできて、自分のあまりのふがいなさに、情けなくなります。
 この夏できなかったことの筆頭は、やはり新作の公開でしょう。春までには、なんとかするはずだったのに……。こうなったらせめて、11月の一周年までには、なんとかしたいなぁ。


#14 残暑見舞い(2001.08.13)

 立秋を過ぎたというのに、暑い日が続いています。聞くところによると、関東では比較的涼しいそうなのですが。なんでも、東京の日中よりも、大阪の夜の方が蒸し暑いのだそうですよ。

 さて、莢果堂ギャラリーの更新作業も、とりあえず一段落。
 リンク集とゲストブックもできて、当初予定していたコンテンツはこれで一通り揃ったことになります。
 そして、更新履歴には書いていませんが、実はこの1,2ヶ月で、ほとんどすべてのページを書き換えています。小説のページのデザインを変えたのと、文法的な誤りを修正したのと。他にも、IEとNNで見栄えの違いがなるべくなくなるようにしたり。
 あとは……肝心の、新作をなんとかしないと。それが一番の難問かも。


#13 莢果堂ギャラリー開設について(2001.07.12)

 今年の梅雨は雨が少ないですね。夏の水不足が、今から心配です。

 さて、今月初めに莢果堂ギャラリーを開設しました。もう見ていただけましたか?
 展示してあるイラストは、高校時代からの友人で、SWCのホームページの管理人でもあるRyukoちゃんが描いてくれたものです。保篠は彼女の描く絵の大ファンで、かなり無理を言って描いてもらっていたのです。彼女のイラストを見るのが楽しみで、「say"A"」用の原稿を書いていたと言っても過言ではないかもしれません。
 できあがったイラストを見てイメージがふくらむということもかなりありました。その最たる例が、「隠密生徒会」の先輩たちです。第1話を書いた時点では、彼らを登場させる気なんてまったくなかったんですから。それが、Ryukoちゃんのイラストを見たとたん、彼らのことが気に入ってしまい、その結果第4話で登場ということに。
 あと、「内緒だよ」の桂木茗とか。彼女に関しては、外見に関する設定って全然考えていなかったのですが、Ryukoちゃんが描いてくれた彼女は、ショートカットもセーラー服も、イメージにぴったりでした。
 そう考えると、「say"A"」がなんとか4号まで続いたのも、Ryukoちゃんのおかげなんだなぁとしみじみ思います。Ryukoちゃん、素敵なイラストをどうもありがとう。そして、莢果堂での公開を許可してくれて、本当にありがとう!


#12 観劇日記(2001.06.11)

 6月になっていよいよ梅雨入りし、ますます暑くなってまいりました。じっとしていても汗だくになってしまう毎日に、保篠は少々疲れ気味です。みなさんはどうですか? ばてたりしていませんか?

 さて、保篠は先日、京劇を観に行ってきました。初めて京劇の公演を観たのはたしか4年前で、今回で5回目になります。今回の演目は、『覇王別姫』。
 とても面白かったのですが、なにせ、シリアスな物語で、セリフも多いので、字幕を見ないと意味がよくわからないのがつらかったです。こういうときは、中国語ができるといいのに、とつくづく思います。
 今度は、もう少し動きのある楽しい演目を見たいなぁ。


#11 莢果堂の1年(2001.05.21)

 まだ5月だというのに、なんだか毎日暑いですね。保篠はすでに夏バテ気味です。この調子で行くと、8月にはどうなっていることやら。先が思いやられます。みなさんは大丈夫ですか?

 ところで、5月25日は保篠の誕生日です。「莢果堂」という屋号を自分にプレゼントしたのが去年の誕生日ですから、この屋号を使い始めてからほぼ1年ということになります。そして、このサイトの試験公開を開始してから、すでに半年がたっているではありませんか。
 なのに、いまだに新作は書けず、旧作でお茶を濁している状態。しかも、今年の年頭にたてた目標も、ちっとも実現できていない……。なんてこったい。
 なんとかしなくちゃ、とは思いつつも、本業の方が忙しくて、なかなか時間がとれないのです。いや、でも、そんなのは言い訳にすぎませんね。

 莢果堂としての最初の1年は、こんなふうにあっという間に過ぎようとしています。この1年の反省もふまえて、2年目からは、もっとちゃんとした活動ができるよう、頑張りたいと思います。



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