莢果堂通信



#10 遠くへ行きたい(2001.05.01)

 ゴールデン・ウィークまっただ中の今日この頃。とはいえ、会社勤めの保篠は、今日もお仕事です。本当は、GWの後半に旅行するつもりだったのですが、諸般の事情により、あえなく中止に。

 TVのニュースを見ていると、今年のGWは海外へ出かける人が多いようです。いいなぁ。私もどこか遠くへ行きたい。そうだなぁ、どうせなら、今まで行ったことのないところへ行きたいな。今までに行ったことのある外国って、香港や台湾、マカオに桂林など、中国系のところばかりなので、中国文化圏以外の国に行ってみたいです。
 実現可能かどうかを抜きにして言うなら、一度ロシアに行ってみたいんですけどね。ロシアの農村にホームステイ、なんていいですよね。ただ、問題は、保篠が寒さに非常に弱いということで……。うーん、やっぱり実現するのはかなり難しそう。


#9 春なのに(2001.04.09)

 すっかり春めいてきた今日この頃。みなさま、お元気ですか?

 保篠は昨日、中学時代の友人とお花見に行って参りました。このあたりでは、この週末が最後のチャンスということもあって、人出も多く、にぎやかでした。でも、盛りをすぎた桜は、吹く風に花を散らされ、とても寂しげでした。時折強い風が吹くと、もう花吹雪といった風情で、「おお、さくらぎさんだわ」と思ったりもしましたが。

 さて。新作の方はというと。……すみません。まだできてません。うう。書かなきゃ、という気持ちが強すぎて、気合いが空回り、という感じなのです。あまりあせらずにぼちぼち書いていこうと思っていますので、気長に待っていてください。
 その代わりといってはなんですが、#1で言及したまわし小説を公開することにします。保篠が一人で書くものとはかなり違った雰囲気になっていて、面白いと思うのですが、どうでしょう?


#8 3月のせい(2001.03.12)

 日に日に暖かくなりこのまま春になるのかと思いきや、急に寒さがぶりかえしたり。急激な気温の変化のせいで、また体調を崩してしまいそうな今日この頃です。みなさんは、大丈夫ですか?

 毎年、この時期になると、憂鬱な気分になります。というのも、保篠が花粉症だからです。
 くしゃみ・鼻水は止まらないわ、目はかゆいわ、そのうえそれをおさえるために飲む薬のせいで、頭はぼんやりするし。こんな症状と一生つきあっていくのかと思うと、もううんざりです。精神状態も、最悪です。
 そんな中でも、それなりに楽しみはあります。3月ごろに花をつけるヒイラギナンテンを見ると、ほほえましい気分になるのです。黄色い小さな花がいっぱい咲いているのは、なんだかけなげな感じで、私も頑張ろうという気になります。

 ところで、懸案の新作の方ですが。……うう。はっきりいって、難航してます。こんな調子で、春までに間に合うでしょうか。
 仕方ありません。もしも間に合わなかったら、それは、3月のせい、ということにしてしまいましょう。


#7 空白の1ヶ月間(2001.02.15)

 うう。毎日寒いですね。とかなんとかいってるうちに、前回の更新から1ヶ月もたってしまいました。いくらなんでもさぼりすぎ。

 この1ヶ月の間に、保篠は2回も風邪でダウンしてしまいました。1回目は1日でほぼ復活したのですが、2回目はかなりひどくて、結局会社を4日も休む羽目に。そういつまでも休んでもいられないので、5日目には仕事に復帰しましたが、気管支炎をおこしていたらしく、いつまでも咳が止まらなくてつらかったです。多分、周囲の人たちも、妙な咳が気になって仕方なかったことでしょう。

 とはいえ、保篠も1ヶ月間ただたださぼっていたわけでもないのです。その証拠に、ほら、莢果堂文庫のページが更新されてる。いや、新作ではなく、予告編のところですが。ようやく新作が書けそうな雰囲気になってきました。本格的に春が来るまでには、なんとか新作を書き上げて、正式公開に踏み切りたいです。


#6 21世紀に消えゆくもの(2001.01.15)

 21世紀が始まって、はや半月が過ぎようとしています。みなさんは、新しい時代をどのように過ごしておられますか? 保篠は、昨年までとなんら変わりない日々を送っていますが。

 ところで、今年になって、いくつかのメーカーがワープロの生産をうち切る、というニュースを耳にしました。確かに、パソコンがこれだけ普及した現代に、ワープロを新規に購入しようという人はまずいないでしょうから、ワープロが消えて行くのも時代の趨勢として仕方のないことなのでしょう。

 そういえば、#3では触れませんでしたが、隠密生徒会シリーズ第四話にも、ワープロが出てきます。これも、今読み返してみると、ちょっと古くさく感じます。ここの記述も書き改めようかとも思ったのですが、話の展開上、そう簡単なことではなかったので、あきらめてしまいました。そのため、なんだか妙にレトロな雰囲気の話になっています。
 今後もし隠密生徒会シリーズの続きを書くことがあれば、その時はきっと生徒会のメンバーが携帯端末を持ち歩いていたり、メールでやりとりしたりすることになると思います。知らずに読んだ人は、第4話までと第5話以降のギャップに、とても驚くことでしょうね。



莢果堂通信  トップ