またしても久々になってしまいましたが、なんとか新作です。
今回は、長い話の途中を取り出しているので、変に説明的だったり逆に説明が足りないところが多々あります。そもそも、どうして主人公が男として舞台に立たなくてはならないのか、理由がさっぱりわからないですよね……。
その辺りの事情は、全体版ではきちんと語られる予定なのですが。ここでは、そういった記述はばっさり省略されています。うーん、やっぱり短編として公開するのは、ちょっと無理があったでしょうか。
さて、この話はある小劇団が舞台となっているわけですが、そのあたりは私自身の小劇団時代の経験を参考にしています。といっても、この話のような劇団だったわけではないですけどね。
もちろん、ユキやケイのような人もいませんでした。本当にこういう人がいたら、きっと楽しかったでしょうね。
ちなみに、今のところ、全体版にはまったく違う仮タイトルがついているのですが、この部分だけ取り出してみると、タイトルの意味がよくわからなくなってしまうので、別のタイトルを付けてみました。これはこれで、結構気に入っています。
最後に、この作品を読んでくださったみなさま、どうもありがとうございました。
次の作品も、どうぞよろしくお願いします。
2005.08.28 星野莢