とらわれの実同じクラスの委員長、吉住に好意を抱いている高校生の実枝。ある日、放課後の教室でうたた寝する吉住の姿を見つけた実枝は、ふとした悪戯心から彼の眼鏡を取ろうとするが──。(枚数:29枚)
「眼鏡祭」とびこみ参加作品。
うそつきな花人当たりが良く友達も多い双子の妹・果枝にコンプレックスを抱いている花枝。憧れの人に果枝と間違えられた花枝は、とっさに果枝の振りをしてしまい──。(枚数:22枚)
「眼鏡祭2」とびこみ参加作品。

     (枚数は、原稿用紙換算です。)



主な登場人物

  伊藤花枝(いとう はなえ)伊藤家の長女。果枝の双子の姉。大学一年。
  伊藤果枝(いとう かえ)伊藤家の次女。花枝の双子の妹。大学一年。
  伊藤実枝(いとう みえ)伊藤家の三女。高校二年生、クラスの副委員長。

  倉内(くらうち)花枝・果枝と同じ大学の法学部二年。「金曜日の君」。
  吉住慶(よしずみ けい)実枝のクラスメートで委員長。成績優秀な眼鏡男子。


莢果堂文庫
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